深町 悟(ふかまち さとる)
本作の主人公です。
両親それぞれが浮気をして離婚し、捨てられた過去があります。
それゆえ、いくらか暗い雰囲気をまといますが、
引き取って育ててくれた叔父夫婦のおかげで、現在は平穏に暮らしています。
思春期になってから、自分の性欲がとても大きくなっていることに悩んでいます。
ともすれば性犯罪者になりかねないところを、
叔父夫婦や親友の善良さゆえに踏みとどまり、まっとうに生活しています。
ところが『催眠術』という力を得てから、そのタガが外れていき……。
深町 かおり(ふかまち かおり)
幼い主人公を、引き取って育てることになった叔母。
とても優しく思慮深い女性で、主人公の心の拠り所となっています。
自分で子供を産んだことはありませんが、母性溢れる性格で、
いつも主人公に対して、本当の母親のように接したいと願っています。
ですが女性として魅力的過ぎることが、最近の主人公の悩みになっています。
よからぬ欲望を抑えるのが大変な状態で、日々必死に我慢しています。
朝倉 さつき(あさくら さつき)
主人公の同級生で、クラス委員長。
それほど優等生というわけではありませんが、
明るい性格で面倒見がいいため、いつもみんなの中心にいます。
女の子らしい可愛らしさをもち、しかもかなりの巨乳なので、
色々な意味で男子学生からは憧れの的になっています。
主人公の親友、宮原純一のことが好きですが、なかなか告白できずにいます。
(主人公はそのことを知っているのですが、純一は鈍いため気が付きません)
瀬川 翼(せがわ つばさ)
主人公と同じ部活(映画研究会)の先輩。
スポーツが得意ですが、体育会系の部活には入らない変わった子。
長身でスタイルもいいため、後輩の女子に人気があります。
自由闊達、ざっくばらんな性格で、主人公とはよく映画の話をします。
主人公は自分の性的欲求に悩んで、このままではいけないと考え、
(まっとうに恋愛をしようと)思い切って近しい女子である彼女に
告白するのですが……あえなく撃沈します。
それが催眠術を使うきっかけに…!?
宮原 鈴(みやはら すず)
親友である純一の妹。
兄同様に主人公とは幼いときから付き合いがあります。
しかし、かなりの「お兄ちゃんっ子」で、
いつもお兄ちゃんとの間に割り込んでくる(と思っている)
主人公を目の敵にしていたりします。
そのため、よく生意気な態度をとったりして、
兄に注意されたりすることがあります。
そうすると、さらに不機嫌になるのですが……。
宮原 弓子(みやはら ゆみこ)
明るく快活な女性で、純一と鈴の母親です(サブキャラクター)。
子供を二人も産んでいるわりには、若くきれいなお母さんです。
幼いときから出入りしている主人公とは、友達感覚で話をしてきます。
あっけらかんとした性格で、ある意味、とても無防備な主婦です。
真田翔子(さなだ しょうこ)
瀬川翼の陸上部時代の後輩で、憧れていた先輩を追いかけて、
この学園に来ました。
ところが先輩は陸上部ではなく、映画研究会なる部活に入っていて、
彼女は大ショック。
憧れが高じて、いささかレズっぽい子です。そのため先輩の近く
にいる男子である主人公のことを、不満に思っています。
深町 勝則(ふかまち かつのり)
真っ直ぐな性格の、主人公の叔父。
正義感溢れる硬骨漢で、兄(主人公の父親)の最低の所業に怒り、
自分の元に主人公を引き取りました。
妻のかおり同様、主人公の本当の親になりたいと考えて、
(子供がいなかったこともあり)養子にすることを望んでいます。
良い子ではあるが 他人行儀な主人公のことをはがゆく思っています。
いつも親身で、主人公の恋愛相談にのったりもします。
宮原 純一(みやはら じゅんいち)
幼いときからの主人公の親友で、クラスメイト。
家庭は比較的裕福で、お坊ちゃん育ち的なところもありますが、
裏表のない性格で他人を思いやる、とても良い友人です。
スポーツも得意で、イケメンなのでモテますが、
恋愛に関しては鈍感なので、主人公がやきもきすることも。